1997年10月23日、京都国際会議場で口唇口蓋裂治療の人道支援活動に携わっている大学の教員、医療専門家、支援を希望する発展途上国からの参加者など、国境を越えて活動する医療援助に必要な情報交換や口唇口蓋裂に関する学術交流等を目的として、20ヶ国(カナダ、韓国、中国、チリ、フィンランド、ギリシャ、イスラエル、インドネシア、インド、マレーシア、ナイジェリア、フィリピン、カタール、スイス、スリランカ、サウジアラビア、シンガポール、トルコ、アメリカ)から、50名の参加者により設立されました(設立総会 1997年10月24日)。
会長にカナダ ダルハウズィ大学教授 D.S.Precious氏、事務局長に当センターの夏目長門が就任し、日本口唇口蓋裂協会の事務局がある当センターに設置されました。定期的に学術会議を開催するのみでなく、発展途上国への医療援助を促進するための情報交換と口唇口蓋裂を中心とした口腔顎顔面先天異常の研究の促進、また研究者間の交流の場とすることが目標として掲げられました。現在では、87か国並びに11地域(台湾等)に会員がおり、メーリングアドレスメンバーは5,069名です。詳しくは、http://www.icpfweb.org/をご参照ください。